REAL STORIES
購入者のリアル:
観光でも移住でもない関わり方
本取り組みの特徴は、外国人による単なる不動産購入ではなく、日本における地域との継続的な関係性を構築することを前提としている点です。
実際に購入を検討・実施している利用者からは、以下のような声が聞かれています。
Michelleさん
ウィンタースポーツのために日本を継続的に訪れる中で、 滞在先の確保の難しさを感じていました。 Michelleさんは、滞在先の安定的な確保を目的に、 観光でも移住でもない新しい関わり方として、 カチタスの再生住宅を購入しました。
ニセコのように外国人ばかりが集まる場所ではなく、日本の文化の中に自然と入っていける地域を探していました。
日本語を学びながら文化を尊重し、地域の一員として関わっていきたいと考えています。
ニセコのように外国価格の安さだけを理由に購入するのではなく、その地域に敬意を持ち、責任ある関わり方をしたいという思いがありました。
購入した家は賃貸収入を得るつもりではなく、あくまでも家族のセカンドホームとして、そして近しい友人との憩いの場と考えています。
すでに購入後初となるこの冬は、家族や親戚が「ホワイトクリスマス」を体験しに南半球から集まる予定で、家族の中では「滞在中はできるだけ地元のお店を利用しよう」と話しています。
不在期間の家のケアも、以前オーストラリアでワーキングホリデーを経験した方が飲食店運営の合間に請け負ってくださることになりました。
自分たちなりの地域との関わり方を、これからも楽しみながら見つけていきたいです。
夕張の人口減少や空き家の問題も理解した上で、それでもこの町に残り続けている人たちや、店を続けている人たちへの敬意や関心が芽生えました。
歴史を知るほど惹かれていき、今の静かな環境も都会の喧騒が苦手な私たち家族にぴったりで、大切にしたいと感じています。
最初は費用面で納得できる選択だと考えていましたが、実際に町を歩き、家を見たことで、「ここは長く暮らす場所になる」と感じるようになりました。
日本で家を持つには手順や慣習の違いはありましたが、大きな障壁はありませんでした。
それ以上に、自分たちの暮らしに合う場所を見つけることが大切でした。
これは投資ではなく、家族の暮らしに合う戻る場所を見つけること。
日本や地域に敬意を持ちながら関わっていきたいと考える人にとって、とても魅力的な選択肢だと感じています。
私たちの体験が、他の方の役に立てば嬉しく思います。
POSITIONING
本取り組みの位置づけ
本取り組みは、空き家を「処分の対象」としてではなく、地域と継続的に関わる人々と、新しく地域との関係構築をしたいと考える人とをつなぐ、新たな空き家流通の形だと考えています。
本取り組みによって、地域の活性化・地域社会との共存を実現してまいります。
PRESS RELEASE
2026年6月5日
空き家を「関係人口」へ。
訪日リピーターと地域をつなぐ
新たな活用モデルを構築
— 購入者の声から見える“観光でも移住でもない関わり方” —
Michelleさんご家族(北海道・夕張市)
中古住宅買取再生事業を展開する株式会社カチタス(代表取締役社長:新井健資、本社:群馬県桐生市、証券コード:8919、以下カチタス)は、オーストラリア人向けに日本の地方での住宅購入を支援する意思決定支援プラットフォーム「JapanoMa(ジャパの間)」を展開するGO & C Partners(本社:オーストラリア・シドニー、代表:安村和樹)と連携し、地方における空き家の新たな活用モデルの構築を開始しました。
本取り組みは、訪日経験のある海外人材と地域をつなぐことで、「空き家の利活用」と「関係人口の創出」を同時に目指すものです。
BACKGROUND
背景:空き家問題と“関わる人の不足”
日本では空き家の増加が課題となっています。しかし、より本質的な問題は、物件そのものではなく「地域と関わる人」が減り続けていることです。
地域と関わる人の減少は、空き家を売却したり賃貸したりするだけでは解決しきれず、継続的に地域に関わる新たな担い手が求められています。
一方で、訪日を重ねる海外の人々の中には、日本への観光にとどまらず地域との関係を深めたいというニーズが生まれています。カチタスとGO & C Partnersはこのニーズに着目して、海外の人々に地域と関わる人を増やすことに取り組むことといたしました。
PROJECT OVERVIEW
取り組み概要:意思決定支援 × 地域住宅
「JapanoMa」は、海外の人々が日本に求めるライフスタイルや利用目的、リスク許容度などに基づき、地域や物件選定を支援する意思決定支援型プラットフォームです。
利用者は条件に合った地域・物件の提案を受け、その後カチタスが販売するリフォーム済み住宅の紹介を受け、内見・購入へと進むことができます。
カチタスは、リフォームや検査を施した「すぐに住める住宅」を提供することで、外国人が初めて日本で住宅を購入することをサポートします。
NEXT STEP
今後の展開
今後は対象エリアの拡大に加え、地域ごとの特性に応じた情報提供や、購入後の地域関係づくり支援などを強化していきます。
GO & C Partnersとカチタスは、空き家の新たな活用モデルとして本取り組みを発展させ、地域と海外人材をつなぐ持続可能な仕組みづくりを目指してまいります。
COMMENT
コメント
代表 安村 一貴
「9年間の暮らしを経て、私にとってオーストラリアは第二の故郷となりました。
オーストラリアは過半数が移民で構成される多文化社会です。だからこそ、互いの違いを尊重する努力をする人が多くいます。
見た目は違えど、根っこで同じと思える価値観を持った親和性の高い国民性の中で、日本への理解や関心をさらに深め、地域の一員として関わり続けてくださる方が増えることを願っています。
オーストラリアの方が日本の地方でセカンドホームを構えることは、双方にとって大きな価値を生み出します。
オーストラリア人にとっては、自国では実現しにくい豊かなライフスタイルを日本で叶える機会となり、日本の地方にとっては、新たな関心や継続的な消費、暮らし、さらには国際的なつながりの創出につながります。
私たちは、夢を誇張して伝えるのではなく、現実的で納得感のある意思決定と、地域の一員として加わるための備え、そして実際の暮らしを支援することを重視しています。
その積み重ねが、持続的で双方にとって価値ある関係づくりにつながると考えています。」
代表取締役社長 新井 健資
「地方の空き家問題に必要なのは、単なる売却ではなく、“継続的に関わる人”を増やすことです。
今回の取り組みは、訪日経験のある方々が地域と関係を築きながら住まいを持つという、新しい流通の形だと考えています。
当社はこれまで、改修済み住宅と地域ネットワークを通じて、安心して住める環境の整備に取り組んできました。
今後はその基盤を活かし、国内外を問わず、空き家を活用した持続的な地域づくりに貢献してまいります。」